骨盤で呼吸を見るエリア
呼吸を見る私のエリアに
いること。その時には
湯加減が冷たければ
湯を足すことができる。
感情が動いても同じことが
できる。つまり怒りが湧いて
きても、いいあんばいな
湯へ湯船をかえることが
出来る。
いいあんばいな身体のことを
ヨーガでは
安定していて快適な姿勢
と表現しています。
安定しているから、
湯加減を
判断できる!
安定とはなんでしょう?
ヨーガやってますというと
開脚やりた~い。と声が
聞こえてきますが、それだけでは
理解が足りません。
開脚をするということは
骨盤をおこす方向に
骨格の位置を整えることが
目的です。
目的は安定であり、
柔軟ではありません。
安定とは、強い力で何でも跳ね返す
のではなくて、力を受け流す姿勢。
呼吸を制御していくのはヨーガでは
プラーナヤーマといいますが、
安定と快適な姿勢が出来たら
呼吸を制御しましょうと
ヨーガスートラにあります。
つまり開脚できなくても
骨盤をおこす方向に姿勢を
変えれば、呼吸を見る私のエリア
に入ることは可能です。
これはとても重要です。
痛いとか固いとか柔軟だとか
という身体のエリアではなく
呼吸を見る私のエリアに入ろうと
する立ち位置であれば
おばあさんになっても
寝たきりになっても
ヨーガはずっとできることに
なります。