2007年06月21日
呼吸 「怒りの赤」
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10年ほど前に南米を旅したことがあります。
目的はペルーの古代遺跡マチュピチュでした。
その旅の中で一番鮮明に覚えている場面があります。
バスや電車はとにかく人であふれている。都心での満員電車のような状態で
5,6時間、10数時間揺られながら人々は移動している。
電車が駅に止まる。子供達が果物や民族衣装を着た人形を
買ってくれと手を窓に伸ばす。そうやって外に目をやっていると
車内に小さな子供をおぶったお母さんがやってくる。
何を売ろうとしたかは覚えていない。
後から車掌がきて、二人がもめ始める。
様子からして車内販売はダメだとか、電車から降りなさい。
と言っているようだった。
一瞬だった。
お母さんから炎のような「怒りの赤」が立ち上り
車掌にせまる。そして周りは一時停止のように静まり
お母さんは車内をかき分けて歩いていき消えていった。
「怒りの赤」を今でも鮮明に覚えている。


10年ほど前に南米を旅したことがあります。
目的はペルーの古代遺跡マチュピチュでした。
その旅の中で一番鮮明に覚えている場面があります。
バスや電車はとにかく人であふれている。都心での満員電車のような状態で
5,6時間、10数時間揺られながら人々は移動している。
電車が駅に止まる。子供達が果物や民族衣装を着た人形を
買ってくれと手を窓に伸ばす。そうやって外に目をやっていると
車内に小さな子供をおぶったお母さんがやってくる。
何を売ろうとしたかは覚えていない。
後から車掌がきて、二人がもめ始める。
様子からして車内販売はダメだとか、電車から降りなさい。
と言っているようだった。
一瞬だった。
お母さんから炎のような「怒りの赤」が立ち上り
車掌にせまる。そして周りは一時停止のように静まり
お母さんは車内をかき分けて歩いていき消えていった。
「怒りの赤」を今でも鮮明に覚えている。
Posted by katsukino at 10:02│Comments(0)
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