2008年09月12日

不眠

布団に横になってから、約二時間。いつもねむれず悩んでいるという生徒さんがいらっしゃいました。

ヨーガのクラスが終わって
「これで二、三日はぐっすり眠れます。でもそれからはまた眠れません。思春期の子供二人。いつも好き放題だから、怒ってばっかりなんです。」

ということでした。その時は時間もとれず、寝る前に三分ほど、呼吸と合わせて身体を動かし、それから眠りにつかれてはとお話しました。

子供が好き放題だから怒っている。なぜ、お母さんがおこるのでしょうか?人は自分以外の人に対してこうあるべきだ。こうあってほしいと、決めつけがあります。パートナーにも子供にも部下にも友達にも社会にも環境にも、そして自分自身にもです。

両親の立場は、学生だから、勉強すべき。子供だから、どこに行くのか、何時に帰ってくるのか、朝早起きをするべきだとか。自分自身の概念で感情で決めつけています。

子供の立場は、勉強してどうなるんだろう。友達は彼氏、彼女がいる。部活の先生が怖い。仲間ハズレになりたくない。と不安定な自分自身の位置、存在をもっている。

感情で子供と接したときに言葉は「おしつけ」になる。慈悲、愛情で子供と接したとき言葉は「躾(しつけ)」になる。どんな状況でも、怒りは、まず自分にダメージになります。そして怒りは子供に伝わり、子供はますます不安になり外に答えを求めます。

今朝、海から帰り部屋に入ると息子は、ズボンをはき、犬のオシッコのように足を上げ、又の感覚を確認して、コレジャナイ。また違うズボンをはいて、足をあげてコレジャナイとくりかえし、怒っていました。「お腹がすいているんだよね」とお母さん。息子の状態を感情的にではなく、集中してみています。

「ズボンをぬいで、庭のバンシルー(グヮバ)を取りに行こう!」と私が誘いました。息子の中で怒りの感情から、おいしいバンシルーの絵が浮かんできました。庭に出てストロベリーグヮバを二つむしりとり、パクパクと食べはじめる。オイシイネー

家に戻ると「いっしょにズボンをはこー」といいだし、ズボンをはいたら、いただきます!とイスに座り、自分の味噌汁が少ないと、父さんの大きい味噌汁と交換しました。息子はお腹がすいていたのです。

どんな人でも自分自身のことしか分かりません。自分自身の幸せを一番に望んでいます。自分の型で、相手を判断しているのです。集中するということは、そのそれぞれが持っている型を広げていくことが目的です。

思春期のありあまるほどのエネルギー。それをどうしたらいいのかわからない。

まずは、現在、瞬間の子供の心を知る必要があります。知れば、驚くでしょう。そんなことで悩んでいたの。こんなにもしっかりと考えていたのと。

私たちの頭であれこれと悩む思いは真実ではありません。真実はその瞬間瞬間の行為だけなのです。感情的にモノゴトを判断しないために集中はあるのです。




Posted by katsukino at 17:51│Comments(0)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。