2009年12月23日

タイ:蟻塚

タイ:蟻塚
 タイ ワンサニット 20091127

仏教聖典を呼んでいると例え話が
たくさん出てきます。

蛇、蜘蛛、ワニ、サル

蟻塚
と仏教聖典を読んだ時に
どんなイメージがわくでしょうか。

蟻塚というよりも、蟻の巣。地面に
小さな穴があり、その穴から、小さな
アリがチョコチョコ、ウロウロしている姿を
私はイメージします。私が育った環境の
アリとはそうであり、塚ではなく、小さな穴した
分かりません。

タイに来て、蟻塚を発見しました。
大きいものは高さ1メートル以上も
あり、その周りにを、ドスドス歩いているのは
鋭い口を持った蟻。私の想定外の生き物です。

タイで蟻塚を見たとき、
仏教とは、インドから伝わったものということが
理解できました。その環境の下で初めて分かる
というか、呼吸して、納得することがあります。

タイのワンサニットの道で蟻塚を見ながら
瞑想寺で、座禅をしながら、蟻に噛まれながら
納得しました。


釈尊の弟子ピンドーラは、さとりを得て後、故郷の恩に報いるために、コーサンビーの町に帰り、努力して仏の種をまく田地の用意をしようとした。コーサンビーの郊外に、小公園があり、椰子の並木は果てもなく続き、ガンジスの洋洋たる川波は、涼しい風を絶え間なく送っていた。

夏のある日、昼の暑い日盛りを避けて、ピンドーラは、並木の木陰の涼しいところで坐禅していた。ちょうどこの日、城主のウドヤナ王も、妃たちを連れて公園に入り、管弦の遊びに疲れて、涼しい木陰にしばしの眠りにおちいった。
 妃たちは、王の眠っている間、あちらこちらとさまよい歩き、ふと、木陰に端坐するピンドーラを見た。彼女らはその姿に心うたれ、道を求める心を起こし、説法することを求めた。そして、彼の教えに耳を傾けた。

目を覚ました王は、妃たちのいないのに不審をいだき、後を追って、木陰で妃たちにとりまかれているひとりの出家を見た。淫楽に荒んだ王は、前後の見境もなく、心中にむらむらと嫉妬の炎を燃やし、「わが女たちを近づけて雑談にふけるとはふらちな奴だ。」と悪口を浴びせた。ピンドーラは眼を閉じ、黙然として、一語も発しない。怒り狂った王は、剣を抜いて、ピンドーラの頭につきつけたが、彼はひとことも話らず、岩のように動かない。

いよいよ怒った王は、蟻塚をこわして、無数の赤蟻を彼の体のまわりにまき散らしたが、それでもピンドーラは、端然と坐ったままそれに耐えていた。
仏教聖典
http://butto.j-7.net/bukkyouseiten.htm


タイでの写真です。
http://picasaweb.google.com/agaritida/200911#


タグ :仏教


Posted by katsukino at 11:13│Comments(0)
 
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