2010年02月09日
クリヤー・ヨーガ
心身のバランスがとれていない人はみな、ヨーガの高度な修行を始める前に、まず一連のクリヤー・ヨーガを実践することが必須とされています。
「クリヤー・ヨーガ」という言葉そのものは、心身を完全に改善して、適応能力と反応性の大幅な向上をめざして行われる準備段階全般を指しています。(略)内外の環境が修行者の身体と心におよぼす影響に対して、じゅうぶん考慮が払われます。それは、内外から心身に加わるさまざまな衝撃に効果的に抵抗できるような、一種の強力な免疫性を培うためです。こうした心身の強化は、真のヨーガがめざすところのバランスのとれた行動と安定した人格をもたらすために不可欠なものと考えられています。
健康や幸福感にさまざまなレベルや程度のあることは--正確に定義されるまでには至っていませんが--しだいに認められてきています。クリヤー・ヨーガとは、この健康や幸福感を可能なかぎり最高のレベルまで引き上げるためのものです。そのために食事や住居に関するきまりや、また社会および身近な環境に対して有益かつ健康的な前向きの態度を自覚的に培うためのきまりも定められています。それは、より高度なヨーガに向けて修行していくあいだ、快適な雰囲気を周囲につくりだすためです。
それが達成されると、心身を調えるために一定の精神生理学的な行法(アーサナやプラーナヤーマ)が行われます。(ヨーガ・セラピーP4)
(略)
病気に対するヨーガの姿勢は--他のあらゆることに対しても同様ですが--個々の病因の撲滅に時間を浪費するよりも、むしろ自分自身を強化しなければならないというものです。たとえば、いばらだらけの森のことを考えてみてください。そのような森を通り抜けるとき、いばらの棘をひとつずつ取り除いてから前へ進むなんて、ばかげています。丈夫な靴をはいて足を保護するほうが、よっぽど簡単で賢明なことでしょう。「靴をはくなら、大地全体がまるで柔らかい革でおおわれているようなものだ」(ヨーガ・ヴァーシシュタ)ヨーガという言葉には「鎧をまとった」「じゅうぶん心がまえができた」という意味があります。
(略)
生まれつき身体にそなわる防衛機能を強化する力を発揮させることに主眼が置かれています。その際、とくにヨーガが注目するのは、身体にもともとそなわった種々の排泄作用や再調整作用、すわなち心身の適応力や調整力を発揮させることです。
環境が整っていないのに
ジタバタしてもダメということですね。
Posted by katsukino at 10:04│Comments(0)