2010年08月21日

生まれました。:人がきらきら輝ける期間


予定日から約1週間遅れ、
5月4日に無事出産しました。

出産日の前日は、珍しく眠れなくて、
眠れぬまま朝が来て朝食を済ませたら、

10時頃から急に5分間隔の痛みがきました。
あまり痛みがなかったせいか、ケロリと普通
に家事などをしてたら

両親に「陣痛ではなくて、ただの腰痛
じゃないか?」と言われたくらいでした。

何かあったら困るので、とりあえず
病院に電話し受診することになったのですが、
それ程痛くなかったのでお昼まで家事をしたり、
お風呂に入ったりした後、病院へ向かいました。

正午頃受診すると、すでに6cm子宮口が
開いていて、即入院になりました。

「これから、数十時間の
出産に臨むのだ!」と張り切って、
夫に食料を買いに走らせ、
陣痛室では陣痛の合間に、
おにぎりやサンドイッチを
頬張っていました。

しかし、徐々に陣痛が強まり、
ベッドで寝ている姿勢が辛く
なっていったので、

ベッドから起き上がり「より楽な
姿勢がないか」と陣痛室を歩いたり、
立って壁にもたれかかったり、椅子に
座ってみたり色々な姿勢を試していました。

助産師さんも、陣痛から意識をそらせるためか、
しきりに天気や趣味などの世間話をしてきます。
痛みでうなずくことで精一杯でしたが・・・・・・。
(当初は「面倒くさい。話したくない」
と思っていましたが。

分娩後、夫が「陣痛だけに
意識を集中してたら痛くなるから、
気を紛らわせるために一生懸命
話しかけてくれてたんだよ」と
言われました。反省です。)

そうこうしているうちに、
午後3時に破水し分娩室に移動しました。

分娩時、助産婦さん達が呼吸をリードし、
子宮口を一生懸命に伸ばしてくれるなか、
何度も赤ちゃんの頭が出て、また戻ってしまう時は、
さすがに痛くて「もういい加減、出てくれないかな~。
息みたい!」と思いました。

しかし、そんな時にマタニティヨガで
「呼吸」に集中することを学んでいたので、
身体は確かに陣痛で痛かったのですが、
呼吸に集中していると頭の中は妙にクールで、
パニックにならず分娩に集中することができました。

その甲斐あってか、午後5時に無事
女の子を出産することができました。

私がマタニティヨガを通して、
良かったと思うことが四つあります。

一つ目は、ヨガを通して
自分の身体・心と向き合う
機会・時間を得られたこと。

それによって、自分の身体が
思った以上に緊張していたことを知り、
普段から身体・心をリラックスできるよう
努めるきっかけになりました。

二つ目は、「呼吸法」を学べたこと。
「陣痛」の痛みに少なからず
恐れをなしていた私は、
これまで体験談を読んで
「本当に、呼吸法だけで陣痛を乗り切れるのか?」
と少々、疑ってもいましたが。

実際、私は陣痛の痛みが想像していた
以上に軽く楽で本当に驚きました。

ヨガのクラス以外にも、
家で寝る前にリラックスするために少しずつ
「呼吸法」の練習をしていて
本当に良かったと思いました。

三つ目は、マタニティヨガのクラスで、
病院のマタニティクラスでも聞くことができなかった
「出産」「陣痛」に関する予備知識などを知ることで、
「心構え」ができたこと。

四つ目は、ヨガのクラスや昼食時間に
木下先生、同じ妊婦仲間さん達と
様々な情報交換や、悩みを相談したり、
話したりする事で気分転換ができたことです。

私は、妊娠当初から、
子宮の異常が見つかったり、
切迫流産・早産をしかけたり、
血を吐くほどの酷いつわりで入院するなど、
決して順調と言える妊娠ではなく、
妊娠期間の半分は身も心も
ボロボロで泣いてばかりでした。

しかし、10ヶ月の妊娠期間・出産を通して、
自分自身の心・身体と向き合うことで
少なからず成長できたと感じています。

当初は「身体が重い」
「早く出産したい」
と思っていた妊娠期間も、
あっという間でした。

出産を終えた今思えば
「妊娠期間」は人の優しさが身にしみ、
自分自身をじっくり省みることができた、

人生の数少ない
「人がキラキラ輝ける期間だったのかな」
と思い、もっと楽しんでおけば良かったと、
今さら後悔しています。

(育児も楽しいですが、自分の
ための時間はやはり少ないので、
もっと自分自身についても育児に
ついても考えたり学んでおけば
よかったと思います)

長くなりましたが、今後も沢山の方が、
妊娠・出産を通し、自分の身体と心に
向き合う機会を得、良いお産が
できるよう祈っています。

無事安産に出産できたのも、
木下先生をはじめとする周りの
方々のサポートのお陰だと思います。
ありがとうございます。


マタニティ・ヨーガサークルに
参加されていたEさんから
体験談が届きました。

過去のつらい記憶や、
未来への不安に縛られていると、
今のすばらしさが感じられない
ことがあります。

つらかったつわり、
早産の不安、お産や子育ての不安。
試練のたびにEさんは自分を振り返られました。

マタニティ・ヨーガは
ゆっくりとした静的なヨーガです。

自然に意識は自己の
内面、おなかの赤ちゃんへ。
いつの間にか、不安が消えて
静かな生命の営みを感じ、
深いところから自信がわいてくる。
今、ここに留まることで
穏やかさが戻ってきます。

妊娠期間中はおなかの
中にもうひとつの命がある。

特別な期間と言ってもいいでしょうね。
自分の体を通して宇宙の
営みを体験できる、貴重な時間。

目に見えないものの力を感じ、
生かされている、という実感。
Eさんの言うように
『人がきらきら輝ける期間』
なのかもしれません。

Eさん、すばらしい体験談を
ありがとうございました。




Posted by katsukino at 21:01│Comments(0)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。