2010年10月26日

ヨーガの病気観1-30



▽病気とは
「ヨーガ・スートラ」には、「サマーディに対する障害とは、
1.病気、
2.無気力、
3.疑(疑い、ためらい、決心しないこと)、
4.不注意・無思慮、
5.無精、
6.執念(ものごとに対して欲望の強いこと)、
7.妄想(真理に反する主義、主張、見解)、
8.サマーディの境地に入りえない精神状態、
9.サマーディの境地に入っても長くとどまりえない精神状態

など、心の散動状態のすべてをいう 1-30」とあります。病気とは心身の調和を乱す障害だと考えていいでしょう。先に述べたように、「ヨーガ」という語には、調和すなわちサマーディという意味もあります。それに対し病気とは、それと対極にある状態、すなわち心身の統一がくずれた状態です。病気(disease)は人を不安(dis-ease dis-は「否定」、easeは「安心」を意味する)で散漫な気持ちにさせます。だからこそ、障害なのです。(ヨーガ・セラピーより引用)


世界保健機関WHOの健康の定義は
「完全な肉体的、精神的及び社会福祉の状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない」
ウィキペディヤにあります。

このように考えたとき
私たちは健康で安心といいきれるでしょうか?

注意散漫だし、執着してるし
妄想している!もちろん安心できない!
それらは障害であり病気なのです。

つまり、赤ちゃんとして
生まれたときから
すでに病気なんです。

英語で病気はdis-ease 
dis-は「否定」、easeは「安心」

安心できない人は病気です。
みなさん、どうでしょう?
私は病気。間違いなし!




Posted by katsukino at 12:25│Comments(0)
 
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